妊活の第一歩

始めの記事で書いたように、私は結婚式を終え、燃え尽き症候群になりました。

そんな私が、新たな刺激を求めることと同時に興味を引かれているのが妊活です。

正直適齢期というだけで、子を持つということに対し大きな夢や確固たる決意が有るわけでは有りません。

漫然と、そろそろ考えないといけないという焦燥感のようなものにとらわれている状態です。

妊活について何の情報もありません。焦燥感を消し去るにはまず知ることから始めないといけない。

そんな中で、私が一番最初に買った本は、

妊活に関する本でも、育児に関する本でもなく、産後鬱に関するものでした。

 

何の情報は無くとも、産後鬱がやばいらしいという情報は何かしらで触れてきました。

そして自分の、変に完ぺき主義で、変に悲観的な考え方から産後鬱になる未来が容易に予想できるのでした。

 

本を読んでみた感想ですが、やっぱり女性は損だ。という気持ちが強くなりました。

ただでさえホルモンの乱れがつきものの周期に人生悩まされ、

もし不妊治療が必要であれば、負担をより強いられるのは女性の方で。

やっと妊娠できたら、10ヶ月の体調不良と戦い。

激痛を乗り越え出産し。

積み上げたキャリアは断絶を余儀なくされ。

そして、鬱になりかねない子育ての壮絶さと闘わなければいけない。

男性は痛い思いもせず、キャリアの断絶もなく、我が子に会えるのに。

 

かといって、不公平だから、と夫婦二人だけで生きていくという選択肢を取る勇気も今はない。

…改めて、自分の考えと覚悟の無さを痛感しました。

妊活の第一歩は、本を買うことでも風疹の抗体検査でもない。

妊活を行うのか否か、の判断を自分の意志で行うことなんだとやっと気づいた、

という何とも締りの悪いぼやきでございました。